株式会社 日本医療情報システム総合研究所

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取り組み

 短期的には、e-JAPANⅡの重要課題である「医療」分野に特化し、経済産業省、厚生労働省、総務省から公募される事業を応募する為の「産学コンソーシアムを作りその中心的な事務作業」を行い収益を上げる。
 
 更に2012年を目処に次にあげる項目の調査研究支援やプロトタイプの開発支援を行い、実業務に転換可能システムからビジネスモデル特許申請を行い、新規ビジネスを立ち上げる。
 
(1) 集中的医療環境でのユビキタス医療
1.手術室でのIntelligent space化とユビキタス技術の応用
  ①患者バイタル情報などの統合的管理に向けたユビキタス環境の
   調査・研究支援
  ②電子タグと術中センサーのIP化による統合モニタリング開発支援
  ③手術器具・材料への電子タグの応用と適合型自動読み取り環境
   構築支援
  ④3次元画像技術・バーチャルリアリティ手術技術とユビキタス情報
   管理の開発支援
 

1)容器型手術器具・材料電子タグ認識システム
 手術前に薬品、注射など一セットが揃っているか、手術後、適切に
 実施されたかを一括自動認識するための「容器型電子タグリーダ」の
 開発支援

2)手術器具の位置検知型電子タグ認識システム
 鉗子やメス、ガーゼなどにセンサーつき電子タグ(例えば患者体内を表す
 体温センサー)を装着し、手術室内の鉗子やメスの位置を一括複数認識
 して、残留事故防止を行う手術器具等位置認識システム、そのほか、
 使用済み手術材料の照合・記録(smart garbage), 使用物品の自動
 カウントシステムの開発支援

3)手術室空間モニタリング認識システム
 手術室などの空間モニタリングによって、術者の行為をモニターしたり、
 手振り入力を可能とするシステムとそのための手術過誤やリスクなど
 を回避するための分散環境センサー技術や位置情報電子タグシステム
 の開発支援

4)手術機器、医療機器の使用履歴、保守のための電子タグシステムの設計
 

2.ICU,CCU(集中治療管理室)Intelligent space化とユビキタス技術の応用
  ①「スパゲッティ症候群」の改善としてのユビキタスセンサー統合環境と
   センサーネットワークの構築支援
  ②集中管理室での電子タグの応用と専用自動読み取り装置の開発支援
  ③医師・看護師ウェアラブル・コンピュータによる患者モニターの追跡調査
  ④IPv6によるIPセンサーの統合的モニタリング環境の構築支援

(2)病院の情報実空間としてのユビキタス医療
1.治療管理のユビキタス技術の応用
  ①医師・看護師のための携帯医療用端末(携帯電子カルテ)の開発支援
  ②一般病棟における薬剤、注射等の実施世界情報管理におけるモバイル
   センサーと電子タグによる「病棟ユビキタス」システム開発支援
  ③患者ウェアラブルコンピュータによる病態情報管理システム開発支援
  ④病院内患者モバイルセンサーによる院内ネットワーク構築支援

2.病院管理のユビキタス技術の応用
  ①医薬品、医療材料の管理と電子タグシステム設計支援
  ②センサーネットワークと院内可動医療機器の管理システム開発支援
  ③薬剤トレーサビリティと電子タグの応用調査
 
(3)在宅・遠隔医療、健康管理のユビキタス医療
1.遠隔医療へのユビキタス技術の応用
  ①ユビキタスネットワークによる情報圏の拡張による社会インフラ
   設計支援
  ②医師携帯端末による医療施設外の診療支援
  ③新世代インターネットIPv6アドレッシング患者状態モバイルセンサー
   と情報
   ネットワークの結合に向けてのプロトコル開発支援
  ④位置探索とユビキタス技術の結合による遠隔医療システム開発支援
  ⑤患者ウェアラブルコンピューティングによる自己管理システム開発支援

2.健康管理(ホームケア)へのMedical Intelligent Space
  ①生活圏モバイル健康センサー群の統合システムと健康モニタリング
   の調査・研究
  ②新世代インターネットIPv6による全国IT医療情報空間の創出と
   トポロジカルアドレシングのプロトコル開発及び実証実験支援
  ③生涯電子カルテとユビキタス医療・健康情報の連結による医療用
   個人情報データセンター構築支援